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葺き替え工事とは? 家を長持ちさせる秘訣を解説します!

屋根の葺き替え工事は、家の外観だけでなく機能性を大きく左右する重要な工事です。
屋根の状態は、家全体の快適性や安全性に直結するため定期的なメンテナンスがかかせません。
この記事では、屋根の葺き替え工事とは何かについて解説します。

□葺き替え工事とは?何をどう変えるのか

屋根の葺き替え工事とは、既存の屋根をすべて取り除き、新しい屋根材に交換する工事のことです。
この工事では、まず既存屋根の撤去をして、下地の状態をチェックし、必要に応じて下地補修をします。

建物ごとに下地の劣化状態を踏まえ、必要に応じた補修をします。
例えば、野地板の腐食が見られる場合は、これを新しいものに交換し、さらに防水シートを施工することで、より長期的な耐久性を確保します。

葺き直し工事との違いは、使用する屋根材です。
葺き替えでは新しい材料を使用しますが、葺き直しは既存の屋根材を再利用します。

また、重ね葺き、別名カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる方法です。
この工法は下地の修理ができないため、基本的に下地に問題がない物件に適用されます。
重ね葺きでは軽量な屋根材を使用します。
工期とコストを抑えられることが重ね葺きのメリットです。

□葺き替え工事の3つの利点について解説!

1:寿命延長

葺き替えにより、屋根の寿命を延ばせられます。
特に雨漏りや下地の腐食が進んでいる場合、全面的な葺き替えによって下地から修理ができるため、建物の寿命を大幅に延長できるのです。
加えて断熱性や防音性の向上も期待できます。

2:耐震性の向上

軽量な屋根材を選択することで、建物全体の耐震性が向上できます。
屋根が軽くなり、重心が低下することによって、地震発生時のリスクを軽減できるのです。
重ね葺きでは、軽量な屋根材を使用しても、屋根の総重量は増えてしまいます。

3:雨漏り問題の解決

雨漏りが問題となっている物件では、葺き替えによって雨漏りの問題が解消できます。
部分修理では解決しにくい雨漏りも、全面的な工事によって雨漏りの根本の原因から解決できるのです。

 

□まとめ

この記事では、屋根の葺き替え工事とは何かとその利点について解説しました。
屋根の葺き替えは、単に新しい屋根材に交換するだけでなく、家全体の快適性や安全性を高める重要な工事です。
寿命の延長、耐震性の向上、雨漏りの解決、屋根材の選択の自由度など、葺き替えにはさまざまなメリットがあります。

当社では、お客様の住む地域の環境に合わせた最適な屋根工事を提案します。
屋根の状態が気になる方はぜひ当社にご相談ください。