コラム

瓦からスレートへの葺き替えを考える!選択のポイントについて紹介

周りの外観に合わせて、屋根のみをリフォームしたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リフォームの代表的な例として瓦からスレートへの葺き替える方法がありますが、それ以外にも屋根のリフォームには多くの選択肢があります。

この記事では、瓦からスレートへの葺き替えが本当に必要か、そして瓦からスレートへ葺き替えるメリットとデメリットを解説します。

□瓦からスレートへの葺き替えが必要なケースについて

屋根リフォームでは、葺き替え、塗装、カバー工事などの工事を行います。
スレート屋根が常に水を含み、ボロボロになっている場合や、雨漏りが発生している場合は、葺き替えが必要です。
この状態は、屋根に構造的な問題があることを示しており、ただの修繕では解決できません。

すでに雨漏りしている場合には、内部の木材が腐食している可能性があります。
特に大雨や災害の後には、このような症状が見られる傾向にあるので、屋根に普段と違う模様や形状に変化が見られた場合には、ぜひ当社のような屋根工事に強い会社にご相談ください。

また、屋根にひび割れが見られても、水を含んでいない状態であれば、カバー工事や塗装でのメンテナンスが可能です。
これらの方法は、葺き替えに比べてコストを抑えられるので、定期的な目視で屋根の状態を確かめることが屋根を長持ちさせる上で大切です。

□瓦からスレートに葺き替えをするメリットとデメリット

スレート屋根は軽量であるため、その分地震が起きた際の揺れを小さくできます。
また、豊富にデザインがあることや、瓦からスレートに葺き替える費用が安く済むこともメリットです。

しかし、スレート屋根にはメンテナンス費用が伴い、耐久性の面で瓦に劣ることもあります。
スレート屋根では、10年ごとのメンテナンスが必要です。
また踏み割れしやすいことや経年劣化による雨漏りリスクがあること、屋根の価値が低下することなどもデメリットとして挙げられます。

上記の点を踏まえて10年以内や災害時の損傷からの回復など、短期的な視点で早急に屋根の修復が必要な場合にはスレート屋根への変更がおすすめといえるでしょう。

 

□まとめ

瓦からスレートへの葺き替えを検討する際は、まず現在の屋根の状態をしっかりと評価し、葺き替えの必要性を見極めることが重要です。
スレート屋根への葺き替えは、その軽量性やデザインの多様性、コスト面でのメリットがありますが、長期的なメンテナンスの観点からデメリットを理解することもかかせません。
適切な選択をすることで、屋根の長期的なメンテナンスと資産価値の保全ができます。